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┃ ★ │第五回 リキュールの種類(2)
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今月は「果実系リキュール」のお話をさせて頂きます。
「薬草・香草系リキュール」・・・薬用効果を求めて。という目的に対し
「果実系」は“味・香り”に重点を置いて製造されています。食事のしめ
くくりにふさわしい酒、口直しの酒として、近代人の美食学的要請に
よって生まれた酒と言われています。
あらゆるフルーツが原料になっている為生産量が最も多く、カクテル(複
数の液体をブレンドした飲み物・含アルコールとは限らない)や洋菓子製
造にも広く利用されています。
代表的な製品を御紹介すると、チェリーブランデー、クレーム・ド・カシ
ス(ペア=洋梨、ピーチ、フランボワーズ、ストロベリー、バナナ、ココ
ナッツ、メロン、キウイ、リンゴ、パイナップル、ビワ、マンゴー、パッ
ション・フルーツ、複数のフルーツをミックス、等)、梅酒、杏酒、キュ
ラソー等があります。
「果実系」の中で最初に作られたのはキュラソーといわれており、17世
紀後半、南米ヴェネズエラ沖のオランダ領キュラソー島のオレンジの果皮
をオランダ本国に持ち帰り、アルコールに配合したのが始まりとか。
(リキュールは長い歴史と種類が多く色々な説がある) 又、チェリー・
ブランデーは名前とは裏腹に蒸留酒のブランデーではありません。チェリ
ーを使ったブランデーは“キルシュ”と呼ばれています。
梅酒や杏酒は日本を代表するリキュールです。
「薬草香草系」「果実系」どちらにも属する性格をもっています。おそら
く私達の「磐田・新茶リキュール」もこのような位置づけのリキュールで
はないでしょうか。
最後に日本の酒税法上の分類では、缶チューハイなども今回の仲間のひと
つです。
有限会社 上下屋 鈴木良一
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