第16回睡眠睡眠環境シンポジウム
  2000年9月21・22日   於)大阪ガーデンパレスホテル

 特別講演1

  社会史から見た高齢者の介護と睡眠

                          京都府立医科大学 新村 拓



介護の世紀
  高齢化のスピードはここ30年間で3倍になった
  核家族化による介護制度が限界にきている

介護の担い手
  地縁・血縁の解体 → 孤立化した在宅介護
  社会的入院 → 医療者による介護

老人間と介護
  プラスイメージの老人観  → 積極的な介護
  マイナスイメージの老人観 → 消極的な介護
      ※ここにプラスイメージの老人観を導く教育の重要性
  老人の尊厳を支えた祖霊信仰

寝たきりの許容する文化
1 怠け、ものぐさへの憧れと隠居慣行
2 世間体を気にする精神
3 恥の文化の希薄化
4 安静を強いる医療
5 あきらめの精神
6 行動より存在を評価する精神

睡眠観と介護
 養生論の立場    少睡眠のすすめ
老人に良質な眠りを促すには
1 昼間の充実した活動
2 なじみの寝具と環境の設定
3 良質な介護
4 暗く静かな環境と室温の
5 安心感を与える工夫
6 施設医療と介護用具の整備 (低くて長い枕の使)