能力開発研究所提唱
睡眠繁栄法
「健全な精神は健全な睡眠に宿る」とは単純であるが含蓄のある真理です。
「果報は寝て待て」と言う言葉もあります。また、マーフィーの「眠りながら巨額の富を築く法」も永年のベストセラーである。
誰もが願っている本物の繁栄(物心一如の繁栄)は、一見反繁栄的な睡眠から確実に適えられるのですから人生とはむつかしいようでやさしい、実に不思議なものです。
眠りはいわば人生の楽屋である。楽屋だから人目にも付かず地味で忘れがちである。しかし華やかな舞台の上の活動がうまく行くかどうかは裏方さんたちのかくされた働きによるところが大きい。我々はこの人生劇場の楽屋に照明を当ててみる必要がある。
本物(物心一如)の繁栄は健全な睡眠によってはじめて驚くべき力をもって芽生えてくるのが自然の道理です。
眠りは死に近い。だが実際には生にもっとも近い。だからこそ生命力あふれた嬰児はよく眠り、よく眠る子は良く育つのである。しかし成人は眠りに直面しても嬰児のようにはいかない。
眠りは植物で言えば根っ子のようなものだ。しっかりした根っ子がある植物ならば時が来ればあのやわらかな芽が固く重いアスファルトをも突き破って芽吹く姿を思い出してください。人間の眠りも健全ならば本物(物心一如)の繁栄という樹の芽(天与の特技・個性)はどんな社会環境の中でにもたくましく芽吹いてくるものです。
眠りと活動は生活の中での表裏で、この二つは一体として考えなければならないものである。だから現代に於ける睡眠の問題は活動の問題であり究極的には現代生活の問題でもあると言えましょう。
現代人は眠りでも痛めつけられている。個人的、社会的、経済的様々な理由によるところであるが、知らず知らずのうちにその仕返しを受けていることも忘れてはいけない。
しかし眠りを粗末にしていることを自覚していない人が意外に多い。慢性的睡眠不足に陥っても適当に眠れていると思い込んでいる人が意外と多い。
家族の中に次のような症状を見出したら眠りに対する考え方を是非とも変える必要がある。
- 生体回復機能によるストレス病(高血圧・心臓病・胃潰瘍・糖尿病)
- 怠惰、不活発、鈍麻、茫然の印象を与える態度。
- 集中困難、疲れやすい、いらいら、かんしゃく、不機嫌、気分が変わりやすい。
- 判断力の低下、軽率。
そのほか、子供の落ちこぼれ、非行、いじめ、蒸発、自殺等睡眠の不良によるとの関係がある。
本物(物心一如)の繁栄をもたらす睡眠とは
睡眠の質=睡眠の長さ×睡眠の深さ×x
赤ん坊に比べると児童は心身共に驚くほど活発な作業をするので疲労回復のために児童は長く深く眠りのはよく分かる。しかしそれにしては赤ん坊に比べると睡眠時間は短いし、運動量が多いにしてはそう長くない。しかも朝、目を覚ますと生き生きとして活気を取り戻し、再び活動を開始するのであるから、睡眠の作業の素晴らしさ、生体のからくりの確実さは誠に不思議としか言いようがない。
睡眠の質というのはいたずらに長く眠ればよいと言うものではない。そして睡眠の深さにしても年齢によって眠りの深さ(レム睡眠とノンレム睡眠の割合)が変わってくるので、この二つ以外に大きな要素を持つものが存在するはずである。xの存在。
たとえ睡眠時間が短くなってもxが保たれていれば良質の睡眠が保たれることになる。逆に不幸にしてxがなければ如何に長く深く眠ったとしても決して良質の睡眠を得たことにはならない。
このxとは何であろう。
食べることはその気になればできるが、眠ることはそうはいかない。床に横になることは随意に出来るが、眠ることは随意に出来ない。
理屈っぽく言えば、人間は眠れないのである。ただ眠らされるだけである。
さらに言えば、眠りの訪れを待っているだけのこと。眠ろうという意志を捨てただ成り行きに任せておかなければならない。眠るときは人間でなくなっていなければならないのである。
無心に眠る姿こそ、大自然に生きる道。
その自然からすべての人が等しく受けてきた最高の幸せとも言うべき「眠り」です。
人間が人間でなくなり、畜生が畜生でなくなった処、、つまり利害、損得、知恵才覚から離れた処にのみ訪れる「眠り」です。それでこそ生きることが出来る、眠る姿こそ「宗教」そのものです。
生き物は必ず眠らなければならないのだろうか。もし、そうならばなぜだろうか。眠る理由、眠る原因はどこにあるのか。これらすべての疑問はどのように解明されていくのであろうか。
眠りは本能だと言ったところで、問題の解決になってはいない。
眠りの本質が科学的に証明されるようなことはないと思う。
しかし随意には眠れない万人の眠りこそ、天与の恵みであり、天の為す技である。
睡眠を宗教的に取り扱う決意と生活の転換が行われたときに本物(心身一如)の繁栄はもうすぐそこにあると言えましょう。
心の平安こそ最良の睡眠という言葉はある点で全く正しい。
健全な眠りを眠り、それを通して心身の健康を保持・増進することは、特に現代人の精神衛生にとって最も重要なことの一つである。
人間でなくなった睡眠中の人間が「神の子」であるならば、また人間でなくなった睡眠中の人間が「天与の特技・個性という芽を秘めている種子」であるならばそれにふさわしい睡眠の環境が必要である。
労働環境、生活環境の改善に努力すると同じように睡眠の環境の改善にも努力を払うべきです。
能力開発研究所がお薦めする睡眠繁栄法によって、天意に添った環境が出来上がれば、人智を遙かに越えた天の働きによってご家族のそれぞれが持ち合わせている先天的能力(天与の特技・個性)が発芽・成長して人世の役に立って社会を潤し、次いで自らも潤わす。明るい社会と輝かしい人生が自ずと成立するのは当然の道理。
今ここに睡眠繁栄法をお薦めいたします。
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