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血液の働き
-健康のバロメーター- |
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| 磐田市立総合病院 内科 医師 重野一幸 |
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からだの中を流れている血液にはいろいろな役割があります。
まず、一番目は赤血球。大きさは約7μm(マイクロメートル・千分の7mm)。中心が少しへこんだ円盤型をしています。小さいけれど酸素を沢山取り込んで、かrだ全体に運びます。鮮やかな紅色は酸素をいっぱい持った証拠です。
次は白血球。赤血球より一回り大きく、顆粒をたくさん持っています。からだの中に侵入してきたウイルスや細菌などを、そのまま白血球自体に取り込んだり、”バイ菌”を捕まえるための”取っ手”を使って中に引きずり込んだりします。取り込まれた”バイ菌”たちは、顆粒の中の酵素であっという間に消化されます。
最後は血小板。小さくて見過ごしがちですが、とっても重要な働きをしています。どんなに小さな穴でも、すぐにその場に集合して重なり合い、血液が外に漏れないようにふさいでくれます。大きな傷も小さな穴も血小板が集合することで、出血を最小限に食い止めます。そして傷が治ると、いつの間にか血小板たちもいなくなります。
こんな血液たちは、骨の内側にある”骨髄”で作られます。お母さんのお腹にいる時から、ずと毎日、 赤血球や白血球、血小板を作り続けます。貧血気味ならば赤血球を、風邪を引いて熱を出せば白血球を、出血すれば血小板をそれぞれ産生するようになり、からだのバランスを保ちます。
こうして血液の働きを考えてみると、ひとが生命を保っていくためには、とても複雑な仕組みがあることが分かります。この仕組みを正常に維持することが、健康への一番の近道なのです。 |
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