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JR磐田駅の外壁に掲げられた標語
「笑って歩いて腹八分」に
込められた意味 |
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| 磐田市立総合病院 内科 科長 吉村佳二 |
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心筋梗塞や脳梗塞などの重い血管障害を引き起こす動脈硬化性疾患の原因としては、肥満、高血圧、高脂血症、インスリン抵抗性(インスリンというホルモンの効きが悪くなり糖尿病の発症へとつながる疾患)、喫煙などが挙げられます。
肥満とは、体脂肪率が高いことと考えてよいのですが、重要なのは脂肪がどこに蓄積されるかということなのです。
脂肪は蓄えられる場所によって、内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ脂肪の合成や分解が速くその量の応じて構成成分である脂肪酸が放出され、血流に乗って肝臓に直接流入します。この量が多過ぎると、インスリンの効きを悪くしたり、善玉コレステロールを下げて、中性脂肪を増やしたりします。
さらに脂肪組織は、単にエネルギーの貯蔵倉庫ではなく、卵巣や甲状腺と同じように、さまざまなホルモンを分泌して、代謝の調節をしている内分泌臓器であることが分かりました。内臓脂肪が増えすぎると、ホルモンの分泌のバランスが崩れ、
血圧を上昇させたり、動脈硬化を進めたりすることが明らかになり、また、それらのアンバランスを是正することで病態が改善することもわかってきました。
こうした内臓脂肪症候群は、肥満が園病態の中心となるため、治療はまず「食事」、そして「運動」ということになります。もう一つ挙げるとしたら、ホルモンのアンバランスを招くストレスをなるべくためないということになるでしょう。「笑う」という行為が、種々の病態を改善することは、周知の事実です。
季節の変わり目です。お体をご自愛下さい。 |
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