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TOP > 教えてドクター! >呼吸器外科における肺がんの治療

呼吸器外科における
肺がんの治療
松下晃三 医師

磐田市立総合病院 呼吸器外科 科長 松下晃三

2005/1/15 No.1264  磐田市ホームページPDFファイル


 皆さんは「呼吸器外科」という専門科をご存知でしょうか。
 呼吸器外科では、呼吸に関連した臓器である肺や気管、気管支の病気の手術や、胸部の外相の治療などを行っています。
 例えば、肺がん、肺から空気が漏れる自然気胸、肺以外の胸部にできる縦隔腫瘍や肋骨骨折、外相による気胸などが主な対象となりますが、今回は、肺がんの治療で、特に呼吸器外科が行う手術についてお話します。
 肺がんとは、気管支および肺に発生したがんのことを言います。わが国における肺がんの死亡率は 年々増加傾向を示しており、その診断は胸部X線や胸部CT、気管支鏡などで行います。
 治療は大きく分けて、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、手術の三つが上げられ、当院では、化学療法は呼吸器科が、放射線療法は放射線かがそれぞれ担当し、手術は呼吸器外科が行います。
 肺がんの手術は、以前は側胸部に約20〜30センチ程度大きく切開して肋骨などを取って、手術を行いましたが、現在では胸腔鏡というカメラを用いた手術方法が発達し、さまざまな手術で使用されるようになりました。早期の肺がんで癒着などがなければ、この方法により約10センチ程度の小さな傷だけで、標準的な手術ができるようになりました。
 当科ではこの手術方法を積極的に取り入れており、痛みや患者さんの負担が少なく、経過が順調であれば手術後約1〜2週間程度で退院することができます。
 肺がんの検査や手術について知りたいことや不明な点があれば、遠慮なく当科にご相談ください。



このページは、磐田市から広報いわたのデータを頂き、ホームタウンいわたが編集しています。