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歌で万人を愛する心を伝えたい
歌手 永田雅紹 さん
23歳のとき病気で視力を失い、それまで支え続けてくれた母親への思いをつづった曲「笑顔」を作詞・作曲。
歌手の岩崎宏美さんがこの曲を歌い、4月からNHK「みんなのうた」で全国放送される。また、4月23日には、この歌のCDシングルが発売。
(二之宮 41歳) |
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♪「笑顔」♪
「 青い空の真ん中で、ほほ笑んでいる母親の笑顔。この夢をもとに、この曲ができあがりました」
永田さんは、4年程前、柔道の田村亮子選手と話す機会がありました。アトランタオリンピックで敗れた後、再度シドニーで金メダルにチャレンジしようと思ったのは、じっと見守っていてくれた両親のおかげという話を聞いたそうです。
「当時、母親は入院中で、クリスチャンの私は、お祈りをするために普段読んでいる聖書を開くと、たまたま、父と母を敬いなさいと書いてありました。そして、お祈りをしているうちに、失明したばかりのころに見た夢を思い出したのです」
青い空の真ん中で、微笑んでいる母親の笑顔。
「失明したばかりの私は、夢の中で、これからどうやって生きていけばいいのか不安で泣いていました。でも、母親が自分を笑顔で見守ってくれる夢を見て、はじめて気付きました。」
『自分が母親を愛する前に、まず母親が自分を愛していてくれることを・・・』
この思いをつづった曲がこの「笑顔」です。
母親に元気を出してもらうために、この曲を自分のギターで聴かせていましたが、ある時友人からNHKのみんなのうたに応募してみたらどうかという話しがあり、東京のNHKに直接テープを持っていきました。翌日、プロデューサーから連絡があり、採用されることが決定したそうです。
| ♪笑顔♪ |
青い 青い 青い 空の真ん中で
あなたの 笑顔だけがうかんでいる
あの笑顔 いつも支えてくれたね
なにも言わないで あなたの話を聞いて
なにも言わないで あなたのそばにいた
ただだまって あなたの言うことを
こんなにも深く 素直に聞けるなんて
のばしたあなたの手を なにもためらわず
握りしめていた・・・
青い 青い 青い 空の真ん中で
あなたの 笑顔だけがうかんでいる
あの時に見た夢を 思い出して
ずっと ずっと ずっと 胸の真ん中で
なにも言わずに 微笑んでいる
あの笑顔 いつも支えてくれたね |
もともと音楽が好きで、中学2年生からギターを弾いていたという永田さん。
「自分の場合、ほとんどの情報が耳から入ってくるため、曲を作る時には、音に集中できるのかもしれませんね。」
しかし、失明したころは、ギターに八つ当たりして、鬱積する思いを紛らわしたこともあったそうです。
「ギターで曲作りに励んできたからこそ、今の自分があるのかもしれませんね」と永田さん。
「クリスチャンですので、歌うことによって、家族だけでなく、万人を愛する心を伝えていきたいですね」
純朴な詩に落ち着いたメロディー。あなたもぜひ聴いてみてください。家族や恋人など、皆さんの大切な人の笑顔を思い浮かべながら・・・ |
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