| 「これまで野球を続けてきた中で、自分を支えてくれた方、そして清川投手コーチには、本当に感謝しています。」プロ初勝利を飾った時の林投手のコメントです。
野球を始めたのは小学校4年生友人に誘われて地元の野球チームに入り、6年生の時、体の大きさを買われ、投手になりました。
中学生の時に、県大会に出場した程度で、さほど目立った活躍のなかった林投手ですが、大きく成長したのは高校2年の秋。「監督をなんとか甲子園に連れて行きたい」という強い思いから、猛練習を重ね、球速は143キロに達し、プロのスカウトの目にとまりました。
「それまでプロというものを全く意識していませんでしたが、大きな志を持って取り組んだ結果が、プロにつながったと思っています」
3年間、一軍に上がるチャンスもつかめず、3年目の秋に、清川投手コーチから、サイドスローへの転向を打診されました。
上手投げの本格派として入団した投手が、サイドスローに転向するのはスピードへのこだわりを捨てるようなもの。一週間悩み続けたそうです。
「カープには当時、サイドスローの投手は殆どいませんでした。一軍に上がるため、そしてプロとして生き残るため、サイドスローへの転向を決断しました。」
3年目の秋季キャンプでは、清川コーチから木の持ち方、トレーニング方法などを教わりながら、新しいフォームを体にしみこませるため、一日400球の投げ込みを続け、体重は10キロも落ちました。その成果が表れ、4年目のシーズンには一軍での初登板を経験し、そして昨年はプロ初勝利を挙げました。
「今年の目標は、一軍定着。そして将来は、どんな場面でもこいつが必ず抑えてくれると信頼されるピッチャーになりたいですね」
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