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心に響く音を奏でたい
筝曲家 桂みさを さん

生田流師範。10代の頃から箏に親しみ、40年近く箏一筋に歩む。今年3月、ポーランドの国家交流協力協会の招きで、ワルシャワで公演を行うなど、活発な演奏活動を展開している。7年前に新出に稽古場を構え、門下生の指導にも当たっている。(新出在住)

2004/5/1  No.1247

 磐田市ホームページPDFファイル9ページ目


 「40年近く箏を続けていますが、いくら練習を重ねても到達点というものがありません。箏を続けていくなかで、常により高い技術の習得を目指して取り組んでいます」
 約20人の門下生の指導に当たりながらも、自らも京都や東京に稽古に通い、自分自身の技術の向上にも余念がありません。
 今年3月には、ワルシャワでコンサートを行うなど、海外にも活躍の場を広げられている桂さん。
 「私の演奏を通して海外の方に日本の楽器や文化に触れていただくことで、微力ながらも国際交流に一役買うことができるのはとても幸せなことです」
 国内外でも、幅広くご活躍されていますが、地元でも17年間にわたって門下生との定期演奏会を開いています。
 「箏の魅力をより多くの方に知ってもらうために、声を掛けられれば地域や学校にも出掛け、演奏をしています。与えていただいたチャンスの一瞬、一瞬にすべてを掛け全力で取り組みたいと思っています」
 箏を通して、さまざまなことを学び、成長させてもらったと話す桂さん。
 「箏の音は自分自身を写し出します。自分自身の感受性を高めるためにも、日ごろからさまざまな分野の本物に触れる機会を持つようにしています。庭に咲いた花や自然の景色の美しさに感動し、涙がこぼれそうになることもあります。さまざまなことに気づき、感じる心を育てるということは、心の豊かさにつながると思います。色々な経験を通して感じてきたものが、私の奏でる箏の音に凝縮されてくると思っています」
 伝統を継承していく責任を感じながらも、気負いを全く感じさせない自然体の桂さん。
 「全身全霊を傾けて奏でる箏の音に、一人でも多くの方が共感し、もう一度聞きたいと思ってくださればうれしいです。箏を通して、多くの方と心が触れ合える瞬間を大切にしていきたいですね。そして、皆さんが邦楽をもっともっと身近なものに感じていただけたらうれしいです」





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