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張り詰めた空気が漂う格技場。
その一角で選手たちの動きを鋭いまなざしで追う鈴木さん。
「先日の県高校総体では、 男女ともに優勝しましたが、 県大会はあくまでも通過点。 目標は全国での上位入賞です」 ときっぱりと語ります。
「常に全国を見据えて練習を重ねています。 全国大会に出場し、 勝ち抜くためには、 他のチームよりも厳しい練習を積む必要があります。
生徒たち自身も西高剣道部の伝統を守ろうと、 自覚を持って熱心に練習に取り組んでいます」
西高剣道部の輝かしい歴史を築き上げてきた鈴木さん。 自身が剣道をはじめたのは中学生になってから。 当時、 指導をしてくださった先生に憧れ、
自分も強くなりたいという思いから、 剣道に没頭していったそうです。
「私の人生にとても大きな影響を与えた先生との出会い。 この出会いによって、 私も教師になって剣道の指導者としての道を歩みたいと思うようになったのです」
その願いどおり、 教師となり、 剣道の指導に当たって三十五年。 西高での指導者として二十五年目を迎えます。 この間、 全国規模の大会では三度の優勝を数え、
全国高校総体でベスト8に進むこと四回と卓越した指導力を誇っています。
「私の指導は厳しいかもしれません。 しかし、 厳しい練習に耐え、 一生懸命打ち込むことで、 はじめて達成感が生まれるのです。
そして、 それが次への原動力になります。 剣道を通して、 困難に負けず、 挑戦していく精神力を養うことは、 生徒たちの今後の人生において大きな財産になると思っています」
当面の目標としている全国高校総体が八月に迫っています。
「全国高校総体では、 これまで男女ともベスト8が最高です。 今年は、 それ以上を狙います」
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